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筋肉痛が起きるメカニズム!「筋肉痛にならないと筋肉は大きくならない」は間違い!?
- 2014/12/18
こんにちは!筋肉痛がないと不安で夜も眠れないCOOの小原明人です!
『筋肉が発達するメカニズム2つ!こうして筋肉は肥大する!』で筋トレは「筋肉の破壊」と説明しましたが、実際、筋トレをしたら筋肉痛になるけど、体の中はどうなってるの??
今回はそんな素朴な疑問にお答えします(^o^)丿
▽もくじ
1.筋肉痛には2種類ある
2.筋肉痛はどうして起こる?
3.筋肉痛が発生するメカニズム
4.「筋肉痛がないと筋肉が大きくならない」というのは間違い
筋肉痛には2種類ある
①運動中に感じる筋肉痛
激しいトレーニングをした直後に焼けつくような痛み(バーン)を感じます。これは筋肉が収縮して筋肉の血流が減るとカリウムイオンが痛みの受容器を刺激して起こります。
②遅発性筋肉痛
一般的にいう筋肉痛はこちらのことで、トレーニング後1~3日後に発生すします。
筋肉痛はどうして起こる?
エキセントリックな運動によって発生する
ストレッチをすると筋肉が伸びていると感じると思いますが、その伸びている状態に負荷をかけた運動をエキセントリック(伸長性収縮)といい、筋肉痛はこの「筋肉が伸ばされる運動」によって引き起こされます。
腕立て伏せで例えるなら「肘を曲げ胸が床に近づいている状態」ですね。
また、肘を伸ばしきって胸がギュッと縮まっている状態を「コンセントリック(短縮性)」というのですが、コンセントリックなトレーニング(アームカールで二の腕の力こぶを作る運動など)ではほとんど筋肉痛は発生しません。
筋肉痛が発生するメカニズム
(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AD%8B%E8%82%89%E7%97%9Bより)
筋肉は上の図のように筋繊維が束になってできていて、痛みの感覚を伝える受容器(神経終末)は筋繊維に直接繋がっていません。
ですので、トレーニングでの筋繊維の破壊が、直接の痛みの原因ではありません。
筋繊維とその周辺にある結合組織(筋内膜・筋外膜)が修復される際に炎症を起こし、そこで発生する何らかの物質が受容器に刺激を与えて痛みを感じると言われています。
※これは有力な仮設であり実証されていません。
「筋肉痛がないと筋肉が大きくならない」というのは間違い
トレーニングの量や強度が必ずしも筋肉痛の程度に比例しているわけではなく、筋肉を激しく損傷させなくても筋肥大は可能です。
筋肉痛が起こらない程度の運動でも、筋肉は破壊されていて、超回復が行われます!
筋肥大を目的としたトレーニングを行えば大体筋肉痛は発生しますが、激しい筋肉痛を残すことが必ずしも有効なトレーニングとは限りません。
また、筋肉痛が残っている間に再度激しいトレーニングをすると修復を遅らせてしまい、筋肥大しづらい可能性があります。
僕自身も筋肉痛が来ないと不安な時はありますが、きちんとしたトレーニングと栄養補給ができていれば筋肉痛がなくても筋肉は大きくなっていきますよ!
焦らず自分に合ったペースでトレーニングしましょう(^^♪
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