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オーストラリアでのワーホリまとめ。ブリスベンの暮らし・治安
- 2015/3/8
こんにちわ、ワーホリ帰りのイッペイです。
リクルートを辞めて1年間、ワーキングホリデーでオーストラリアのブリスベンにいましたので、オーストラリアへの移住やビジネス展開を考えている人の為に、オーストラリア(ブリスベン)での暮らし・治安・文化等をご紹介していこうと思います。
▼目次
1、お勧め都市、ブリスベンとは
2、オーストラリアは移民国家
3、オーストラリアの歴史と文化
4、オーストラリアの治安
5、有り余るほどの時間と家族愛
お勧め都市、ブリスベンとは
ブリスベンはシドニー、メルボルンに次いで3番目に大きな都市です(人口100万ちょっと)。ブリスベンはビルが密集する場所もあれば、ドン引きするほど何もない田舎もあり、気候も温暖(マイナスになる事はほぼなし)な街です。
シドニーやメルボルンに本拠地を構える企業の支社が多く、人も気候もあたたかいという所は、長年住んでいる福岡に似た部分もあるなぁと感じました。
また、ローマストリート公園やブリスベンシティ植物園、サウスバンク公園などの癒しの自然空間が住民・観光客に人気があり、音楽やアートフェスティバル等も頻繁に行われており、気付いたら一日ぼーっとしていたなんて事も…(涙)
オーストラリアは移民国家
空港に到着した瞬間に実感できると思いますが、オーストラリアは移民国家です。政府の政策として、積極的に移民を受け入れている事もあり、白人の方、黒人の方、アジア人の方、中東系の方、南米系の方…とにかく色々な人種がいます(オーストラリアの人口2300万人のうち約4人に一人が移民)
今まで、日本人以外の人とのコミュニケーションを避けてきた私は、空港についた瞬間から変に緊張してしまい、人に道を聞くなんてレベル高すぎ、絶対無理!とか、飛込み営業バリバリやってたくせに思ってました(笑)
これだけ色々な人種が、何かしらの理由を持ってここで生活しているので、当然、色々な問題があります! ええ、ありましたよ! 同じ部屋に住むインド人とか、中国人とか、それはもう沢山の問題が… それについてはまた次回、紹介しましょう。
オーストラリアの歴史と文化
オーストラリアがイギリスから独立したのが1901年。と、独立自体が比較的最近の為、オーストラリア独自の文化があるのではなく、それぞれの国の文化が混じり合っているものがオーストラリア文化だと個人的には思っています。
例えば、街の一角にインドカレー屋があり、その隣は中華料理屋、の隣がマレーシア料理屋でその隣にスペインバル、イタリアン。向かいの通りを見ればケンタッキー、寿司屋チェーン、コリアンスーパー…。で、それぞれの店でそれぞれの国の人種が働いています。
「ここどこだよ…」
「お…オーストラリア…」
そんな感じで、どこの国に来ているのかよくわからなくなります(笑)
オーストラリアの治安
比較的良い方だとは思いますが、日本ほどは良くないです。夜道を歩く時は人通りの多い道を歩かないと本当に危ない場所もありますし、僕が滞在している時に家の近所で留学生が殺害されたニュースなんかもありましたし、酔っぱらいに煙草くれくれと走って追いかけられたこともありました(笑)
様々な人種がコミュニティをつくっており、地域によって雰囲気が違います。夜道で薬物の売買を行っている人も結構いるみたいで、僕の家の周りでは後ろポッケに財布を入れるのも怖かった位です。
オーストラリアの暮らし
土地が広くて、自然がたくさんあって、時間がゆーったりしてて、基本的に仕事はあまりしたくない、働かない事をポリシーにしているオーストラリアの方々が多いです。
例えば向こうの公園はどれも非常に広くて、福岡で言うなら最低でも大濠公園くらいの敷地があって、ベンチがあって、家族連れがいたりランニングしてる人がたくさんいて…みたいな感じなんです(大濠公園は福岡では広くて綺麗で有名な公園です)。
だからオーストラリア人が日本に来て街中にあるごく普通の公園を見たら「は? これが…公園…?」と思うみたいです(実際に言ってました)
で、24時間営業しているお店なんてものもほとんどなくて、だいたい17時にお店が閉まります。一般企業で毎日12時間以上働いていたなんて言ったら悲しそうな顔して「Oh…crazy japanese」って言われます。
郊外はお店自体があまりなく、車で30分かけてやっとスーパーにたどり着く、みたいなこともザラです。夜、ちょっとお腹がすいてたからコンビニ行って、カップラーメンでも買おうとか、そういうことがすごく難しいです。そして、コンビニはありますが品揃えはすごく残念です。
ネット環境もあまりよくないです。遅いです。LTEとか3Gとかそんな次元じゃないです。10年前の日本くらいでしょうか。海外生活なんていうと憧れを抱くことも多いかもしれませんが、現実はすっげぇ不便です。夢、壊してすみません(笑)
では少しまとめてみます。
ネット遅い。店少ない。日常の移動距離、半端ない。風呂は浴槽なしシャワーのみ(住む所による)。虫がでかい。ポッサムはかわいい。自然はそこらじゅうに。生活全般は日本と比べて不便極まりない。
買い物大好き! みたいな女の子には欲しいものがなさすぎてツライかもしれません。住む時間が長くなるにつれて女性はすっぴんで街を歩くようになり、ビーチサンダルに短パンみたいな感じになっていきます。
なんだかあまりプラスなイメージなこと書いてませんね…(笑)ただ僕はそう感じました。オーストラリアが不便なのではなく日本が便利すぎるんです。
有り余るほどの時間と家族愛
ただ「行かなければよかった」とはこれっぽっちも思ってません。そんなことなんて比較にならない位、日本で見れない、できないことをたくさん経験できたからです。
オーストラリアの人たちは家族や友達をとても大事にします。家のベランダでビール飲んだりバーベキューしたり、そんなのばっかりです。ホントにそんなのばっかりです。オーストラリアの人々が働かないのは、そういう時間を大事にしたいと思っているからなんじゃないかな〜とか勝手に妄想してました(移民や留学生比率みたいな社会構造はあるでしょうけど)
目に見えないものに縛られず、もっと自由に好きなことして勝手に生きてていいんだって心から思えますよ。
あと、空ってこんなに青いんですね!って思うくらいに空が青いです。こういう景色を日常的に見ているとすごくありふれた表現ですけど、自分の小ささを痛感します(笑) これは都市部より田舎や内陸の方に行くと良いかと思います。
さいごに
僕が実際に1年間過ごしたオーストラリア、ブリスベンでのワーホリ生活はいかがでしたか? いくら言葉にしても、写真にしても、やはり行かないとわからないことの方が圧倒的に多いと思いますので、興味があるのであればとりあえず行ってみてください。
きっよ、その経験は冗談抜きに人生を変えます。
ただ「日本の労働環境が嫌い」とか「言いたいことも言えないこんな世の中じゃ。poison…」なんて、日頃感じている方はいろんなことが馬鹿らしくなって帰ってこれなくなっちゃいますから、気を付けてくださいね(笑)
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