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2人に1人が天然パ?留学生向け、フィジーの治安とあたたかい人柄
- 2015/3/6
皆さんこんにちは!最近は就職活動よりも、次はどこの国へ行こうかGoogle mapで仮想旅行しているインターン生坂口です。就職活動、頑張ります!(笑)
さて、今回も海外ネタで攻めていきたいと思います。今日皆さんにご紹介したい国は「フィジー共和国」という国。
「なんでフィジー共和国?そもそも初めて聞いた。」という方もいらっしゃいますよね。実は私にとって初めての海外が、このフィジー共和国だったのです。それ以来、私は完全にフィジーの虜になってしまいました。。。♡
最近は語学留学の地として少しずつ日本でも知名度が上昇している場所ですが、まだまだ知らないことがたくさん!未知なる国だ~! ということで、今回は私の愛して止まないフィジー共和国についてご紹介したいと思います!(とはいえ、1回しか行ったことはありませんが!笑)
▼目次
1、フィジー共和国 基本情報
2、フィジー人ってどんなひとたち?
3、フィジーの治安ってどうなの?
4、絶対に飲んで欲しい♡フィジードリンク2選
5、最後に ー私がフィジーにハマる理由
フィジー共和国 基本情報
フィジー共和国(以下、フィジー)は南太平洋に位置する、300以上の島々からなる国です。日本からフィジーまでの所要時間は飛行機で約13~15時間ほどで、時差は3時間(日本が3時間遅い。11月下旬~4月下旬はサマータイムにより時差は4時間)。
観光産業を主とし、砂糖や漁業、衣料産業が主な収入源となっています。年間平均気温は23~28度と、年間を通して温暖な気候です。
http-//www5a.biglobe.ne.jp/~seastory/68814086/68814086/travel/fiji-info/map1.htm
また人口は、先住民族であるフィジー系とあとから入ってきたインド系とで構成されています。さて、どうしてインド系の人たちがフィジーに入ってくることになったのでしょう?これにはあるエピソードが。次で詳しく紹介したいと思います!
フィジー人ってどんな人たち?
(写真:ホストファミリーの息子(右、インド人)と近所の友達(左、フィジー人)、仲良く通りもんを食べる)
先ほど少し触れましたが、フィジーの人口は先住民族であるフィジー人(57%)とあとから来たインド人(38%)、その他(5%)で主に構成されており、インド系が全体の約4割を占めています。
どうしてこんなにもインド系の人たちが多いのでしょうか。そもそも、どうしてインド系の人たちがフィジーに? それにはこんなエピソードが。
1879年当時、フィジーもインドも、イギリスの植民地下にありました。イギリス人はフィジーにサトウキビのプランテーションを開き、フィジー人を労働力として動員したのですが…
フィジー人があまりにものんびり屋でマイペースの為、仕事がはかどらなかったのです!!!( ̄Д ̄)ノ
これに頭を悩ませていたイギリス人は、同じ植民地下であったインドからフィジーへ人々を移住させてきたわけです。インド人は働き者で経済的意欲が強い為、イギリス人にとっては理想の人材だったわけです。
その後インドからフィジーへの移住者は増え、プランテーションの契約が切れた後もフィジーへそのまま残り定住するインド人も多く存在し、今のフィジーに至ります。
このストーリーからもわかるように、フィジー人って、とってもマイペースなんですフィジータイムという言葉があるくらい、すごくの〜んびりしてます。フィジータイムとは、時間にあまり執着せず、あくまで自分のペースが第一といったとこでしょうか。
はっきり言えば、時間にルーズ!! 約束の時間には間に合わない!! 予定時刻になっても始まらない!! などなど…決して悪口ではありません(笑)
http://www.fiji.travel/accommodation/nadi-bay-resort-hotel
そしてとにかくフレンドリー。道を歩いているだけでも「Bula(ブラ)!元気かい?」(ブラとはフィジー語でこんにちはという意味)と声をかけてくれます。私が体験しただけでもいくつかあるのですが、例えば…
バス車内で挨拶を交わしただけなのに、住所と電話番号が書いた紙を私にくれ、「明日うちにご飯食べに来なさい!たっくさんご馳走するから!」と言ってバスを降りていったフィジーのお母さん…
道端で挨拶を交わしただけなのに、「今週の日曜日さ、教会行くから君もきなよ!」と教会へ誘ってくれたフィジーの少年…
迷子になり道を聞いただけなのに、「君、朝ごはん食べた?よかったらうちで食べていきなよ!」と朝ごはんを作ってくれたフィジーのおっちゃん…
どうですかこのフレンドリーさ。もはやフレンドリーというよりも、人が大好きなんでしょうね、フィジーの人って。みなさんもフィジーへ行けばすぐに分かることでしょう! とっても陽気でのんびり屋のフィジーの人たち♪ 素敵ですね!
フィジーの治安ってどうなの?
http-//ameblo.jp/kentina/entry-11537272809.html
陽気でマイペースな人が多いフィジーですが、油断は禁物!決して安全とは言えません。
フィジー第三の都市ナンディでは、日本人留学生を狙った犯罪が多発していたり、他にもスリや強盗、置き引きなどの被害が発生しています。
特に首都のスバは最も危険とされており、夜間の出歩きは極力避けた方がよいでしょう。たいていどこの国に行ってもそうですが、やはり日本人は比較的スリ等の被害対象になりやすいというのが事実です。
自分の身は自分でしっかり守るよう、最善の注意を払うようにしてください。
是非飲んでみて!!おすすめフィジードリンク2選
⑴海外セレブもご用達!美容効果バツグン♡フィジーウォーター
http-//thepublicdiplomat.com/2013/12/02/bottling-the-negativity-fiji-water-brands-fiji/.jpg
名前の通り、フィジーを原産国としたミネラルウォーターのことなのですが、今このフィジーウォーターが世界的に注目を浴びているの、ご存知ですか?
その秘密は、フィジーウォーターが「シリカ」というミネラル成分をたっぷり含んでいるからなんです。このシリカ、別名「美のミネラル」とも呼ばれているそうです!
シリカは体内で肌の保湿や爪、髪の毛、コラーゲンの再生や維持を手助けしてくれる役割を担っており、不足すると乾燥肌やシワの原因になりかねないとのこと…(*_*)おそろしい。
フィジーウォーターは1000mlあたり92mgのシリカを含んでおり、なんとこれ、1日で消耗されるシリカの倍以上に相当するそうです!!
http-//fijiwater.oneandonly.jp/feature_fijiwater.html
言わずもがな、他のミネラルウォーターと比べてみてもフィジーウォーターは圧倒的な量のシリカを含んでいます。女子の皆さん…飲むしかないでしょう。
⑵覚悟して飲んでほしい!!!伝統的フィジーの飲み物 カバ
http-//sustainablesurf.org/volcom-fiji-pro-2013/.jpg
次に紹介する飲み物は、フィジーの伝統的な飲み物「カバ」。正確に言うとフィジーだけでなく、南太平洋諸島で飲まれているものですが、特にフィジーでは様々な儀式で飲まれています。
先にいっておきます。あくまでも個人的な感想なのですが、美味しくはなかったです!(キッパリ)
このカバとは、南太平洋地帯に生えている胡椒科の木のことで、作り方はとっても簡単。カバの根を乾燥させ、それを水で濡らし布のようなものでこし、そこから汁を絞り出す!!そして飲む!!(´Д` )
手を2回パンパン!と叩き、その後「Bula!」と言って一気に飲み干します。
http://sorehayume.com/2011/04/post-94.html (こしてます。。。きれいな茶色です。笑)
気になるカバの味はというと、かっこよく言うならば、大地の味を感じることができます。わかりやすくいうなら、泥水を飲んでいる感じでしょうか。(笑)
ちなみにこのカバ、向精神性薬物とされており、アルコールは入っていませんが飲んだ後はお酒に酔っているような感じになり、口の中がピリピリと痺れることもあります。
私は、週1回のペースでホストファミリーと晩酌のようにカバを飲んでいました(飲まされていました)!!味が味なので、飲むときは結構な勇気がいると思いますが、一度飲んでしまえば一気にフィジアンとの距離が縮まること間違い無し♡
冒険したい方、フィジー人と距離を縮めたい方、是非挑戦してみてください!
最後に ー私がフィジーにハマる理由
よく友達から「どうしてそんなにフィジーが好きなの?」と聞かれます。
フィジーの綺麗な海や空も素敵ですし、暖かくてゆったり時間が流れるあの雰囲気ももちろん好きですが、一番の理由は、フィジーの人々の人柄にあるのだと思います。
http-//tohotravel-tomo.blogspot.jp/2014/09/blog-post_19.html
フィジーへ行って最初の頃は、時間にルーズでマイペースなフィジーの人たちに「なんなんだこのひとたちは!」と驚愕し、イライラしたことを覚えています(笑)
しかしすぐに、自分が今までいかに時間にとらわれ、人との繋がりをおろそかにしてしまっていたか気付かされました。
決して経済的に豊かとは言えない生活をしているのに、どうしてあんなにも、みんな笑顔で幸せそうなのでしょう?
それはきっと、多くを望まず、自分の周りにいる家族や友達を大切にし、些細なことにでも感謝の気持ちを忘れないという、当たり前のようで実はとても難しいことを、フィジーの人々は自然とできているんだと、個人的には思いました。
バスも時間通りに来ないし、みんなのんびりマイペース。だけどそんなことにいちいち怒っている自分が、なんだかバカらしくなって笑えてきます。
フィジーという国は私にとって、自分の中の当たり前がいい意味で全て覆された場所であり、「しあわせ」ということについて、真剣に考えさせられた場所でもあります。
そんなフィジーに一度、皆さんも是非訪れてみてはいかかでしょう?
(離島の子供たち。花を鼻の奥に入れすぎて、涙目になりながらもスマイルピース。(笑)かわいいですね♡)
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