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直帰率と滞在時間を5分でマスター(アナリティクス初心者向け)
- 2014/12/11
こんにちわ、トイレの滞在時間が非常に長いナカゴミです。
前回に引き続き、Google Analytics(グーグルアナリティクス)を一度挫折した方や初心者の方に向けて、今回は「直帰率」と「滞在時間」について事象・目安・対策などを書いていきます。
この二つを見比べる事で、どのページが人気か、どのページが不味いのかが見えてくる大切な指標です。それではサクッといってみましょう。
▼こんな人むけ
アナリティクスはじめたった(*´з`)
⇒よくわからん。やめたー
⇒でもやぱりやる!再始動
⇒画面をみても拒絶反応しなくなった ←ここの人
まだ始めたばかりの人は前回の記事「グーグルアナリティクスの使い方・見方(初心者・挫折者向け)」でまずは体を慣らすところから初めてください。で、ないとスグに直帰したくなります。
▼目次
・「直帰率」と「滞在時間」の考え方
・直帰率が低く、滞在時間が長い
・直帰率が低く、滞在時間が短い
・直帰率が高く、滞在時間が長い
・直帰率が高く、滞在時間が短い
「直帰率」と「滞在時間」の考え方
直帰とはサイトに訪れたものの何もせず、訪れた1ページだけ見て、サイトから出て行ってしまった場合を指しています。
要するに、このサイトには求めている情報がないと判断されたケースです(目安としては直帰率40%位であれば非常に優秀です。ただしクーポンサイト等のようにそのページだけで要件が完結してしまうサイト等は直帰率が非常に高くなります)。
ただし、一番下までじっくり読み込んだ結果、あまりにも完璧だったので、その1ページで満足してしまい、何もアクションをせずに出て行ってしまった場合も直帰になります。「滞在時間」と併せて判断すると、どういった形でサイトから離脱していったのかある程度の予想がつきます。
長期率の「低い、高い」、滞在時間の「短い、長い」で、4つのタイプに分類して考えてみましょう。
直帰率が低く、滞在時間が長い
理想のページです。中身をしっかりと読んでもらえ、関連ページへの誘導やコンバージョン(買ってもらう等のゴール)にもつながっております。このページへSNSを使って呼びこんだり、SEO対策をする事で、よりコンバージョンを上げる事ができます。
直帰率が低く、滞在時間が短い
トップページやカテゴリページ等、次ページへの繋ぎとしての役割を持つページ以外は希なケースです。あてはまるとすれば、ページ内のコンテンツ(文章量や質)が圧倒的に不足しており、すぐに次ページへ探しにいってしまっているケースです。
コンテンツ不足はSEO的にも検索エンジンからの評価が低いので、コンテンツを厚くする必要があります。おそらく直帰率が低いのも偶然の可能性が高いので、しっかりと改善しましょう。
直帰率が高く、滞在時間が長い
滞在時間が長いという事は、コンテンツをしっかりと読み込んでもらえています。ただし直帰率が高く、他ページをみてもらえてないという事は、サイト内の導線に問題があると思われます。
非常にもったいないので、関連ページや誘導したいページへのリンクを分かり易く示し、誘導してあげましょう。特にコンバージョン(売る事や発注をゴールにしている場合)を目的としている場合には丁寧に作りこむ必要があります。
直帰率が高く、滞在時間が短い
リアル店舗で考えてもらうと分かり易いですが、すぐに改善が必要です(店に入ってすぐ違うと思って帰ってしまうケース)。原因として考えられるのはいくつかありますが下記が代表的です。客観的にみて、該当しそうな原因を改善してみましょう。
・タイトルとコンテンツ(中身)が違う。期待外れ
・読み込みが遅くて待ちきれない
・スマホに対応していない(スマホで訪問した場合
・読みづらい、わかり辛い
さいごに
「直帰率」と「滞在時間」がうまく使えれば、Google Analytics(グーグルアナリティクス)の初心者としては上出来だと思います。目安や専門用語、意味合いが分かっても、それをどう使ってサイトのコンバージョン率のアップに繋げるかが分からないと何の意味もありませんので、しっかりと理解していきましょう。
一つひとつ優先順位をつけて、サイト内のコンテンツ・導線を改善していけば、きっと結果もついてきます。一緒に頑張りましょう♪ホームページ等の相談も受け付け中です!
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