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美人が多いと噂のベトナム。日本企業の進出リスクやメリットは?
- 2015/2/7
こんにちは、ベトナム美人が大好きなナカゴミです。
今回は、美人が多いと噂のベトナムへ、日本企業が進出する際のリスクやメリット・デメリット、ベトナムで仕事するうえで知っておいた方が良い事等をご紹介したいと思います。成長が著しい国ですので、常に情報も変わっていくとは思いますが参考になれば幸いです。
▼目次
1、ベトナムってどんな国?
2、ベトナムの人口は?
3、ベトナムの一人あたりGDPは?
4、インフラは整備されている?
5、政治や社会情勢にはリスクあり?
6、ベトナムの平均賃金は?
7、ベトナム人スタッフの特徴・接し方
ベトナムってどんな国?
私の住む福岡県からは、ホーチミンや首都のハノイまで直行便もでており、飛行機で5時間位の国です(時差はマイナス2時間)。また、ベトナムはASEANを結ぶ絶好の位置である事に加え、沿岸部が長いため、生産・物流拠点として現在大きな注目を集めています。
http://evolable.asia/vietnam/
ベトナムの人口は?
2013年現在で9170万人とASEANの中でも人口が多く(ASEAN3位)であり、国民の平均年齢は28歳と非常に若く(参考:タイ34歳/中国35歳/日本45歳)人口ボーナス期真っ只中です(人口ボーナス期とは、生産年齢人口比率(15歳~64歳)が66%を超える状態)。
この人口ボーナス期は2040年まで続く見通しです。また、国策としてIT人材育成を進めているなど、若くて優秀なエンジニアが豊富にいます。ちなみに成人識字率は93%と高めです。
ベトナムの一人あたりGDPは?
2010年のベトナムの一人あたりGDPは1174ドルで、中国の2002年と同じ位の水準です。GDP成長率も7%以上で推移しており、人口ボーナスの事も踏まえると、現在の中国のように今後10年で大きく増加すると予想されております。
IMF「World Economic Outlook Database, September 2011」
インフラは整備されている?
インフラは比較的整備されており、電力も安定しています。工業団地の開発も進んでおり、地元資本・外資資本と工業団地でも特徴が変わり、地元資本の工業団地は地価は安いものの、インフラ整備が不十分な事が多く出資が必要な場合も多いですが、ASEANの他国に比べればインフラに関するリスクは少ないかと思います。
ちなみに法人税率は25%(事業内容や地域により異なる場合あり)です。
政治や社会情勢にはリスクあり?
ベトナムは社会主義の国であり、非常に新日国家でもあり、暴動も少なく治安も良好です。政府が成長改革に積極的な為、海外からの投資は優遇しており、しばらくは大きく方針が変わる事はないと思われます。ただ、政治自体はまだまだ未熟で、政策がコロコロ変わったり、状況の変化に応じてすぐに前言を撤回したりすることもしばしばあるので、注意が必要です。
また、ベトナムはコネ社会です。あらゆる場面でコネクションをもっている人が得する仕組みになっており、コネをもつ現地社員を雇用すれば、官庁とのアポイントの取得や情報収集でも威力を発揮します。逆に、能力があってもコネクションがないというだけで埋もれている人材も多く、優秀な人材を日本に引っ張ってこれるチャンスもあります。
ベトナムの平均賃金は?
平均賃金はJETROの2014年データによると、製造作業員であれば1ドル110円で考えると月額約2万円程度。非製造業でも5万円程度です。賃金上昇が問題になっているとはいえ、まだまだ中国の半分程度の賃金ですので、安い人件費としてのメリットはあります。
Copyright © 2014 JETRO. All rights reserved.
ベトナム人スタッフの特徴・接し方
縫製品や着物の手縫いなどは、不良品率が1%未満と極めて低いケースが多く、手先が器用です。加えて、向上心が強く、物覚えが早いので、流れ作業でも一人で担当する部品数が周辺国に較べ多い傾向がみられます。また、メンツを非常に大切にする傾向が強い為、ほめる時はみんなの前で、怒るときは個室で…という風にうまく使い分けましょう。
ベトナムでは女性が非常に強く、多くの家庭は恐妻家です(女性の管理職も多いです)。その為、早めに帰らないと妻に浮気を疑われるケースも多いので(ベトナムの女性は物凄く嫉妬します)、飲み会等はなるべく早い時間から開催し、早めに解散してあげましょう。また、サッカー大好きな人が非常に多いので(日本の選手を知っている人も多い)、共通の話題として「サッカーの話」や「妻が怖い話」は距離を縮める良い話題です。
さいごに
ベトナムへ日本企業が進出する際のリスクやメリット・デメリット、ベトナムで仕事するうえで知っておいた方が良い事はいかがでしたか?
政治の不安定さのリスクはあるものの、人件費の安さや、スタッフのまじめさ、ASEAN諸国のアクセスの良さ等のメリットの方が大きく、今後の発展に非常に期待できる国です。
美人が多いという重要事項を考慮せずとも、チャレンジしてみる価値はあると思います!
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