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遺伝は10%だけ!運動神経悪い子供も鍛える事で向上可能
- 2014/11/24
こんにちわ。早稲田大学スポーツ科学部卒業のナカゴミです。
今回は、大学でも少し勉強したのですが、子供の運動神経向上についてご案内致します。基本的には遺伝よりも、後天的な部分が強いので、自身の運動神経が悪い場合でも、鍛える事で向上が可能です。諦めてはいけませんよ!
▼目次
1、子供の運動神経は向上できます
2、運動神経の定義
3、遺伝は10%の要素のみ!?
4、運動神経開発プロジェクト
子供の運動神経は向上できます
「運動神経悪い芸人」のように運動神経が悪いことをウリにできるのはレアなケースで、通常は運動神経が悪くて得する事はあまりないかと思います。
運動神経が良いと怪我をしにくかったり、女の子にモテたり(笑)とプラスな面が多い事は言うまでもないことでしょう。それであれば、自分の子供には運動神経が良くなって欲しい!というのが親心ではないでしょうか。自身が運動できないから子供も・・・なんてあきらめる前にまずは理解し、行動してみましょう。
運動神経の定義
運動神経とは、筋力や持久力が優れている事(運動能力が優れている事)ではなく、目や耳、体の器官を使って、状況に応じ体をスムーズに動かせる能力。つまり「すばしっこい」や「みのこなしが良い」「反応が早い」「人の動きをコピーできる」という言葉で表せる、運動を補佐し、適応させる能力になります。「運動能力」と「運動神経」を一括りに考えがちですが、これは全くの別物です。
運動能力:身長や体格といった遺伝部分+筋肉や反復練習でみについた能力
運動神経:体を思った通りに動かせる能力、敏捷性
「ある種のスポーツは物凄く上手いが、他のスポーツは下手」という人は、ある種のスポーツに対する「運動能力は高いが運動神経は低い」と考える事ができます。つまり運動神経が良い人とは、様々なスポーツの上達度が早く、応用がきく人の事をさします。
遺伝は10%の要素のみ!?
人の運動神経は90%が後天的、残りの10%が遺伝といわれております。
ですので、「うちの子は、生まれつき運動神経が悪いから・・・」と、諦める必要はありません。幼少期に様々な体の使い方・動かし方を覚える事ができればスポーツ動作習得がスムーズになる「運動神経」を鍛える事ができます。
また、そういった神経系統の発達は10歳までに最も成長し、肺活量(持久力)の発達は10~15歳がピーク。筋力は12~17歳が最も成長すると言われております。詳しいトレーニング方法やデータ等は「立花龍司が教える「コールデンエイジ・トレーニング」運動神経は10歳で決まる!」に記載されておりますので、興味のある方はぜひ読んでみて下さい。
運動神経開発プロジェクト
また、私達スマイルアカデミーの運営するスマ学(生きる力を育む無料の学童保育)では、遊びや様々な動きを通じて、運動神経が最も伸びるゴールデンエイジと呼ばれる幼少期に、運動神経を開発致します。
約45分程度の内容を近くの祖原公園もしくは教室にて行います。プライベートレッスンをご希望の方はご相談ください。弊社のパーソナルトレーナーがマンツーマンで行います(かけっこ、逆上がりの他、スポーツトレーナーとしても対応可能 ※その場合は別途、個人レッスン料金が発生致します)
さいごに
勉強だけできても、運動ができないというだけでいじめられたり、逆に運動だけできても今度はいじめる側にまわってしまうケースもあります。そういった事にならないよう、文武両道で人の気持ちがわかる人に育ってもらえると幸いです。
※個人的な見解を含んでおります。参考までにどうぞ!
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