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3分理解!賃貸の家賃交渉術(コツ・方法・タイミング)
- 2014/12/26
こんにちわ、引越し大好き代表、ナカゴミです。
「今回こそは家賃交渉してみよう!」と意気込んだものの、結局何も伝える事ができずにそのまま契約してしまった…という、そこのあなた! なぜうまく交渉できないのか? それはやり方を知らないからです。
家賃交渉術のコツ・方法・タイミングをまとめておきましたので参考にどうぞ!言うだけタダなので絶対に交渉しましょう(笑)
▼目次
1、交渉しやすい物件を知る
2、何を交渉するか?
3、タイミングは?
交渉しやすい物件を知る
新築人気物件を交渉しようとしても難しいように、交渉成立しやすい物件と限りなく不可能に近い物件があります。まずは、どんな物件が交渉成立しやすいのか、チェックしていきましょう。
★初めから「礼金0円」の物件
特別悪い条件や理由がないのにも関わらず「礼金0円」の物件は、おそらく決まり辛いだろう…と、大家さん自体が思っている可能性が高く、非常に交渉が成立しやすい傾向があります。
★「バス○分」や「徒歩15分以上」の物件
アクセス表示がバス便での表示物件は、駅から近い物件に比べて安く、入居者が決まりにくい傾向にあります。また徒歩15分以上ともなると、不動産ルールで80メートルが1分なので、15分=1200メートル以上。当然、駅チカ物件に比べて決まり辛いので交渉が成立しやすいです。
★長く空いている物件
入居者が入っていない限り、大家さんには収入が入ってきませんので、長い事空いている物件は例え安くなったとしても、どうにかしたいと考えています。大家さんも不動産会社も焦っているので、日割り家賃をまけてくれたり、審査が甘くなったりという事も多々あります。
何を交渉するか?
実際に物件を決めたら何を交渉するか、が大事になってきます。家賃を毎月3000円下げてもらうよりも、礼金を5万円分減らしてもらう方が簡単な場合も多いので、大家さん・不動産仲介会社の事情を踏まえたうえで交渉に臨みましょう。
★礼金
もっとも交渉しやすいのが礼金です。家賃交渉の場合、現在入居している人との家賃差が問題になりますが礼金ならクレームにもなりません。大家さんにとっても、礼金は最初だけのお金なので決まるのなら安くしたり、失くしたりしても問題ありません。
★仲介手数料
仲介手数料はいくら頑張っても絶対に0円にはなりません。賃貸仲介手数料のみが不動産会社の収入になる為(入居決定時)、0円にしてしまうとタダ働きになるので減らす事は難しいです。仲介手数料を安くしてくれるといいだしたら、そこら辺が交渉の限界です。
★敷金
敷金は交渉しない方が賢明かもしれません。敷金とは大家さんにとっての保険のようなもので(一応、退去時には差し引いた分を戻すお金の為)、敷金を安くしろというのは、担保の差し入れを拒否しているのと同意味に捉えてしまう事もあり、関係悪化に繋がる可能性あります。ほかの部分で交渉しましょう。
★家賃
家賃相場はあってないようなものですので、周りの物件と見比べて交渉しましょう。交渉額としては2000円~3000円引きが目安となり、一般的には5%位、最大で10%くらいまで値引き交渉が可能です。
★リフォーム
「壁紙を張り替えてくれたら」「エアコン設備をつけてくれたら」という交渉は有効です。リフォーム自体に何十万円と費用はかかるものの「どうせいつかは張り替えるものなので、いいかな」と、条件をのんでくれる場合も多いです。
タイミングは?
家賃交渉は駆け引きですので、タイミングも大事です。焦らずに、空気をよみつつベストなタイミングを狙いましょう。
★申込書を書き出す直前
契約直前に「この物件に決めようか迷っていますが、○○円安くしてくれたら申し込みます」と伝えてみましょう。そうすることで不動産会社の営業マンも大家さんに「安くしてくれた借りたいという人がいます」と、現実味をもって交渉してくれるので、条件をのんでもらえやすいです。申込み後の審査を通ってからでは遅いです(契約を結んだ以上、安くする必要がなくなる為)。
★1月~3月は避けよう
4月下旬あたりで入居者が決まっていない物件は夏まで決まらないケースも多いので、1月~3月のハイシーズン(最も住まいを探す人が多い時期)明けの4月・5月は非常に交渉がしやすいです。逆に1月は、まだまだ2月・3月があるので、安くしなくても3月までには決まる可能性が高く、交渉には応じてくれないケースが多いです。
さいごに
賃貸物件の家賃交渉術はいかがでしたか? 今回学んだコツ・方法・タイミングをしっかりと抑え、交渉を有利に進めましょう。大家さんや不動産賃貸会社の営業マンの心理状況を踏まえ、楽しみながらおとなの交渉をしてみてください♪