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地元に帰りたい人へ。Uターン転職・志望動機の伝わる書き方
- 2015/2/25
こんにちわ、転勤で訪れた福岡が気に入り、定住している筋肉紳士プロデューサー(@changomi)です。
地元に帰りたい、Uターン転職・就職を考えている人に向けて、リクルートで培ってきた採用の裏側をふまえ、志望動機がポジティブに伝わる書き方を紹介してきます。
志望理由が「地元で働きたい」だけでは、採用される確率は非常に低くなってしまうので、少しでも参考になれば幸いです。
▼目次
1、「地元で働きたい」だけでは弱い
2、経験を地元に還元できるか?
3、なんで地元で働きたいの?
4、志望動機の書き方・構成
5、Uターン後の人生設計もしよう
「地元で働きたい」だけでは弱い
「地元に戻って働きたい」というのはUターン転職の志望動機の本音だと思います。
ただし、その理由だけで面接に臨むことは非常に危険です。
地元で働きたいと伝える事は問題ありませんが、あくまで、志望動機の一部として伝えましょう。
「地元で働きたいから、面接にきました」だけでは、よっぽど優秀で、輝かしい経歴の持ち主でない限りは、面接官に「地元であれば、どこの会社の、どんな仕事でもいいのかな? それではあれば、うちで採用する必要はないな…」といった結果になりがちです。
採用する側は、長く働いてくれて、会社に貢献してくれる人材を求めているのであって、地元で働いてくれる人を求めているわけではありません。
志望動機は「なんでこの会社を選び、ここで何がしたいのか、何を貢献できるのか」をメインに伝えましょう。
経験を地元に還元できるか?
基本的には、地元の企業は、地元出身で地元で学んだ人を採用しがちです(地域によってよそ者に対する、意識の差がありますが)。
Uターン就職・転職活動時には、そういった人達との差別化を図る為にも、地元へ持ち帰りたい知識や経験を通じて、あなたが会社の為にどんな事ができるか、をしっかりと伝えていきましょう。
最低限、選考を受ける会社がどんな事をやっていて、何を目指し、何に困っていそうなのか、ホームページなどで調べ・予想し、その会社にあなたを欲しいと思わせる要素をアピールする必要があります。
Uターン転職は、自身も面接にいくだけでも大変ですが、採用する側も、突発的な求人に対応し辛い(すぐに勤務開始ができない)為、選考がシビアになりがちです。
一発で面接官の心を掴んで、内定をもらってやる!位のつもりで事前準備を行い、本番に挑みましょう。
なんで地元で働きたいの?
なんで地元にかえりたいの? なんでここで働きたいの? といった「なんで?」を、自身で3回は繰り返し深堀しておきましょう。
自身の強い面だけでなく、目をそむけたくなる嫌いな一面も見えてきますが、それも含めて今の自分を再認識するチャンスです。
思考能力を測ったり、人間性を知ろうとして、踏み込んでくる企業もありますので、そんな時にアタフタしないように今のうちに自分と向き合っておくのが吉です。
転職・就職活動は成長できるチャンスです。楽しんでいきましょう!
志望動機の書き方・構成
基本的には、自身が仕事探しで大切にする軸(地元で働きたい、人の魅力、事業の魅力、等)をしっかりと認識し、この会社なら全部満たすことができるので、御社を志望します。という就職・転職面接時のテンプレート的な勝ちパターンを作りましょう。
例えば「自身の成長だけでなく、生まれ育った地元を元気にしたいと思い志望しました。御社であれば〇〇もでき、結果として地域を元気にする事に繋がると思っています。今まで培ってきた〇〇は、御社に売上の面でも貢献できると思います。」という感じです。
さらに要約すると「○○な理由で志望します。なぜなら…だからです。もちろん御社にこういった面で役に立ちますよ。」という流れです。
志望動機が整えば、あとはスムーズにいくと思います。ファイトです!
Uターン後の人生設計もしよう
親の介護が理由でUターンされる人も多く、親の死後、実家をどうするか、今後の仕事人生をどのように設計するかも考えておく必要があります。
面接で聞かれる事は稀だとは思いますが、先を見据えて考え・行動しておきましょう。
おそらくUターンを考える人の多くが、地元に骨を埋める覚悟でかえってくると思いますが、Uターンは非常に労力がかかりますので、本当にそこまでして帰りたいのか、もう一度自身に問いかけてみてください。
参考:福岡Uターン転職。40代が年齢で覚悟する3つのポイント
さいごに
Uターン転職時の伝わる志望動機の書き方の基本は、落とし込めましたか?
転職活動は時間と労力が非常にかかりますし、Uターンの場合は年収もおそらく下がるでしょう。
それでも地元に帰りたい、Uターン転職・就職を考えているという方々にとって、すこしでも参考になれば幸いです。
ちなみに、いつでも情報がはいってくるように転職エージェント会社(リクルートエージェントや、マイナビエージェント等)にまずは登録しておくことをお勧めします。
と、いうのも求人に関する情報が入ってくるようになるのはもちろんですが、現状の自分自身の市場価値を図るモノサシにもなることからもエージェント登録は役にたちます。
エージェントと面談した結果、あなたの市場価値が高く、良い企業に斡旋できそうと判断されれば、転職エージェントはどんどん良い条件の情報をあなたに提供してくれるでしょう(採用が決まると企業から成功報酬手数料がもらえるビジネスモデルのため)
その逆もしかり、面談の結果、ちょっと紹介しても採用が決まりそうもないな…という場合は、エージェントの対応も微妙なことが多いので、その際にはずばり、自身の希望する内容と現状のギャップ(不足している部分)を聞いて、情報をフィードバックしてもらいましょう。
その差を埋めることができれば、自身の希望する仕事に近づくことができます。
転職を考える際は、必ず転職エージェントと一度は面談し、フィードバックをもらうようにすると、客観的かつ効率的な転職活動ができるのでお勧めです(求人だしている企業側の採用ポイントや求めている裏情報などももらえる可能性高いですし)。
また、紹介会社はいくつ登録しておいても、違った情報(求人だしている企業情報や担当者の情報など、各会社、担当によってもってる情報が違います)が入ってくるので、池に釣糸を一本いれるより何本もいれておいた方がヒットする確率が高いのとおなじで、個人的には登録は多い方が良いと思います。
特に地方の情報は手に入り辛いので。
良い転職エージェントとの出会いは、きっとあなたの人生を変えるきっかけになりますよ♪
リクルートOBが選ぶ、おすすめ転職エージェント
1、リクルートエージェント
私がいうのもアレですが、求人数も圧倒的ですので、まず登録しておいて損はなし。
2、ビズリーチ
キャリアアップ向け、企業側も即戦力を求める傾向ありですが、そのぶん条件はいいことが多いです。
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