目指せシックスパック！腹筋が割れるメカニズム！

こんには！腹筋が筋肉痛だとテンション高めのCOO小原です！

今回テーマは腹筋！「腹筋割りたい」という人は多いと思いますが、腹筋ってどうやって割れてるの？という素朴な疑問を解説します！

腹筋の構造

腹筋は大きく4種類の腹筋で構成されています。

(http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/72/3394a1531e0f4a15c029b82385e84319.jpgより)

腹直筋

一般的に「腹筋」や「シックスパック」と呼ばれるのが腹直筋にあたります。腹直筋は図のように2本の長い帯状の筋肉が腹部正面のみぞおちから股間にかけて伸びています。分厚いイメージがありますが、意外と1,2cm程の厚さしかありません。体の曲げ伸ばしを行ったり、背骨を支えたり、腹圧を高め内臓を正しい位置に収納するなど、重要な役割を持った筋肉なのです。

外腹斜筋

腹直筋の両サイド、両脇部分に肋骨の上から斜めについています。日常生活では使われにくく、トレーニングでは腹直筋だけを鍛える人も多いですが、しっかり腹斜筋も鍛えるとよりバキバキの割れた腹筋が出来上がり、かっこいい体になります！僕の出場しているベストボディジャパンでも腹斜筋までしっかり割れている選手は評価が高いような気がします。2014日本大会グランプリのシェレン選手もバキバキでした。

内腹斜筋

外腹斜筋の内側、体の深いところにあり外からは見えない筋肉です。肋骨(ろっこつ)と骨盤を繋ぐ筋肉で、ウエストのくびれを作る上で関係してきます。外腹斜筋と共に体をひねる動作を行ったり、腹直筋のサポートをする役割です。内腹斜筋をトレーニングすることで引き締まったくびれを作ることができます。

生まれつき腹筋は割れている…(；ﾟДﾟ)！！

図のように、腹直筋の上から「腱画」という硬い腱が横に走っています。この腱画が腹直筋を押さえつけることで溝ができ、腹筋が分割しているように見えるのです。これは人によって溝の深さの違いはありますが、誰もが同じ構造になっていて、生まれながらに人類皆シックスパックなんです！(；ﾟДﾟ)

また、生まれつき腱画が2本走っている人もいれば、3本の人の人もいるので、生まれつきシックスパックの人もいればエイトパックの人もいるのです。きれいにセパレートしていたり、互い違いになっているのも生まれながらの形なんです。なので、トレーニングしたからといって形や個数を変えられるものではないんです。

腹筋を割るためには？

もともと割れている腹筋を割れて見えるようにするには、大きくは二つです。【脂肪を落とす】と【腹直筋を大きくする】です！生まれつき割れている腹筋が見えないのは厚い脂肪に覆われてしまっているからです。有酸素運動や食事改善などで皮下脂肪を薄くすれば誰でも腹筋は割ることができます。また、トレーニングで腹直筋を鍛えることで筋肥大し、割れている部分が盛り上がってシックスパックが顔を出してきます。

常に体脂肪率が低い状態を維持するのは大変なので、筋トレで腹直筋を大きくして、少々脂肪がついていても割れて見えるくらいにしてみましょう！そこから脂肪を削っていけば綺麗なシックスパックの出来上がりです(^o^)丿上述したように腹斜筋も併せて鍛えるとバキバキの腹筋になりますよ☆

腹筋は健康にも影響する

腹筋は体の中心を支え、臓器を保護する役割を担っているので健康状態にも影響してきます。腹筋が弱り骨盤のずれが生じ腰痛や首の痛みなどにつながることもります。他にも意外と知られていない健康への影響もあるんです！

便秘予防

便秘は腹筋の衰えによっても引き起こされます。腹筋と横隔膜が収縮し腸に腹圧をかけて便が押し出されます。しかし、腹筋が弱く腹圧をあまりかけれないと排泄がスムースに行われず便秘になってしまいます。実際、僕は「便秘って何？」と思うくらい便秘とは縁がありません。日頃から運動することも便秘予防の一つです！

胃下垂

胃下垂も腹筋が弱い人がなりがちのようです。腹圧が弱く胃を正しい位置に維持できず胃の下の部分が垂れ下がってしまっている症状です。胃下垂だと太りづらいと言われますが、食べたものを上手く消化できていない状態で腸に送っているので栄養摂取できていないんです。しかも、胃に食べ物が残っている時間が長く胃酸を過剰に出してしまい、胃炎や胃潰瘍(いかいよう)になる可能性もあります(；ﾟДﾟ)！軽い症状であれば腹筋を鍛えることで解決するケースもありますよ！